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樹木葬第1号のお客様

2022.06.15

京都東福寺龍眠庵のオフィス石太郎日記

樹木葬第1号のお客様

お世話になります、指定石材店のオフィス石太郎です。

本日は、龍眠庵の樹木葬の受付が始まって、初めてお申し込みいただきましたお客様が完成した墓石を見学にお越しくださいました。

雨天の予報ではありましたが、お父様とお嬢様の2名でお越しくださり、雨が上がって涼しい感じの中でのご見学でした。

お亡くなりになった奥様のお名前の上には、ご主人様のお名前を彫刻し朱文字を入れさせていただきました。

完成した墓石をご覧になって、「文字を掘ると一段とお墓らしい感じになりましたね」と、しみじみとした感じで感想を仰っていました。

実は、お二人とお会いするのは今日が初めてで、ご見学や受付の際は先約のお客様と重なってしまって霊源院のご住職に応対していただきました。

ご納骨の説明をさせていただきましたが、電話で何回かお話をさせていただいたこともあり、以前から知り合いだったような不思議な感覚でした。

霊源院の客殿に移動してからも、納骨法要の際の必要事項や持ち物などの説明を引き続きさせていただきました。

浄土真宗と臨済宗のお仏壇の違い

お嬢様から、お仏壇についてのご質問をいただきました。

ご葬儀の際には、本家の宗派である浄土真宗の寺院を葬儀社さんに紹介していただいたそうです。

ただし、宗教に熱心な訳ではなく、先々の供養やご葬儀などを霊源院のご住職にお願いされる予定だそうです。

また、親戚の手前もあって改宗するということには、戸惑いを感じていらっしゃいました。

龍眠庵の樹木葬は、宗派を問わず受付をしていますので、今後もこのような事情のお客様は多いのではないかと思います。

お仏壇について、途中まで説明をさせていただいた時に、ご住職が席につかれましたので、バトンタッチさせていただきました。

浄土真宗の場合は、お仏壇のご本尊様は阿弥陀如来様の一択になります。

龍眠庵の宗派である臨済宗は、お仏壇を購入時に特別な指示をしなければ、ご本尊様は釈迦如来様になります。

ただし、龍眠庵の本堂では釈迦如来様をお祀りしていますが、霊源院では千手観音菩薩様がご本尊様であるように、臨済宗では十三佛の仏様の中からご本尊を選んでいただいても問題ないそうです。

また、浄土真宗のお仏壇をご用意されても、龍眠庵では何も問題なくご供養させていただきますとの説明をしていただきましたので、何となくお客様も安心されているようでした。

また、浄土真宗では過去帳に法名を記載してお仏壇にお祀りいたします。

臨済宗では、お位牌をお祀りしますが、この件についてもお客様の希望で進めてくださいとの事でした。

龍眠庵の樹木葬や永代供養墓の受付は、まだ始まったばかりでお申し込みのお客様の少ないのですが、霊源院では約20年間から受付をさせていただき、今では約550件のお客様に永代供養墓を建てていただきました。

お客様の中には、真宗大谷派や浄土真宗の方が多くいらっしゃいます。

どの方にも改宗は一切求めてきませんでしたが、ご納骨以降は沢山の方々が霊源院で法事を希望されています。

宗派に拘る方が少ないのも理由だと思いますが、先々の供養も含めて永代供養墓や樹木葬を検討される方が多いようです。

最後になりましたが、お父様とお嬢様には、樹木葬の完成見学にお越しいただき誠にありがとうございました。

ご納骨の際はお手伝いをさせていただきますが、ご納骨後も何かご不明な点がございましたら遠慮なくお尋ねください。

今後ともよろしくお願いします。

  • 有限会社 オフィス石太郎オフィス石太郎
  • 担当 柳田 貴人
  • 近鉄東寺駅近くの墓石店
  • 電話 075-693-7345(10:30~18:00)
  • 毎週火曜日・第2第4水曜日定休
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