お世話になります、指定墓石店のオフィス石太郎です。
昨日は、京都市内にお住いの方が、ご夫婦で永代供養墓の見学にお越しくださいました。
先々に山陰地方にあるご実家のお墓からの改葬を予定されているそうです。
郡部に行くと多いのですが、お墓はご実家の敷地内にあるそうです。
お母様がこちらに転居の予定をされているため、墓じまいを考えておられました。
将来には、ご夫婦自身のお墓としてもお考えになられていて、その後の子供さんの使用も視野に入れた検討をされています。
龍眠庵の永代供養墓は、家族代々での使用も可能ですので、ご夫婦の理想のお墓に当てはまっておられるように感じました。
また、維持費が不要でいつまでも残るお墓のため、今回のような墓じまいをしなくても良いところも、気に入っていただけました。
龍眠庵と、隣りにある霊源院の両方をご見学いただきましたが、ご夫婦は永代供養墓「庵」を希望されていました。
永代供養墓「庵」は、わらべ地蔵さんのお墓で、特に女性のお客様に気に入っていただいております。
ご家族やお母さまのご希望もございますので、ご帰宅後によく検討をしていただくことになりました。
今回の受付では、永代供養墓「庵」は4基しか造りませんでした。
「庵」とは、形の違う永代供養墓として「円満」もございます。
「円満」は、皆様より大変な好評をいただいてまいりました霊源院の「浄心壇」と同型で、今回の受付では定評のある「円満」を多めに建てさせていただきました。
ご夫婦ともに「庵」をとても気に入っていただきましたが、「庵」が昨日現在で2基の空きになってしまいました。
特に奥様は「庵」が完売してしまうことをとても心配されていました。
そこで、ご住職と相談をして次期の受付を前倒しで計画することを只今調整しております。
龍眠庵の永代供養墓は、2名様の永代供養料・墓地使用料・永代管理料・墓石代金を含んだ一式費用として表示しています。
円満・庵ともに、永代供養料を追加していただくことで、人数制限なくご使用いただけるお墓です。
いつまでも残るお墓として、龍眠庵が責任をもって維持管理を行うため、墓じまいの心配がありません。
円満との違いは、棹石と呼ばれる上部の石の形が異なります。
円満は、シンプルさを追求してデザインしましたので、シンプルな形状の棹石にして花立ても一つです。
「庵」は、お墓らしさに囚われることなく「また逢いたくなるお墓」をテーマにデザインいたしました。
男女の平均寿命の違いや、ご主人様が年上のご夫婦が多い事から、女性のお客様が親しみを感じていただけるお墓にしたいという気持ちもありました。
また、ご家族でお墓参りをされている方々を遠目で拝見しながら、子供達が関心も示すデザインを試行錯誤していました。
「アーでもない、コーでもない」と約半年間スケッチしては破棄することを繰り返していましたが、霊源院の境内に建つ数々のお地蔵さまにヒントをいただき、樹木葬と関連付けたデザインに行きつきました。
昨日、ご見学をいただいたお客様には「お墓らしくないところが、かえって良いんじゃないですか」と感想をいただきまして安心しました。
小さなお子様のいらっしゃる方は、お墓参りをきっかけにご先祖様への感謝を養っていただける機会にしていただければと願います。