東福寺龍眠庵墓地指定石材店のオフィス石太郎です。
東福寺龍眠庵では、昨年の春より樹木葬と永代供養墓の受付をしています。
お陰様で、昨年より募集の樹木葬や永代供養墓は残りが少なくなりました。
第1期募集分の永代供養墓「円満(えんまん)」は、最後の1区画をご予約いただきました。
また、永代供養墓「庵(いおり)」は、先日1区画をご予約をいただきましたので、残り1区画となりました。
樹木葬「四十一菩薩(よんじゅういちぼさつ)」の第1期募集分は、残り4区画になりました。
永代供養墓「円満」と樹木葬「四十一菩薩」は、只今第2期募集分の準備をしています。
永代供養墓「庵」につきましては、第1期募集分が無くなりますと、受付は終了になります。
永代供養墓「円満」
第2期募集分は、5月5日までの完成予定で作業を進めています。
只今、第2期募集分の先行予約を受付けていますが、現在2区画のご予約をいただいております。
樹木葬「四十一菩薩」
第2期募集分は、5月末までの完成を目途に作業を進めています。
第2期募集分も含めまして、5月末までにご予約をいただきましたお客様は、現行の費用(80万円)で受付をさせていただきます。
6月1日以降の受付につきましては、84万円に価格を改定させていただきますので、ご了承ください。
先日、ご主人様を亡くされた奥様が、永代供養墓のご見学にお越しくださいました。
ご主人様は、二人兄弟だったとのことでしたが、お兄さんは以前にお亡くなりになっていました。
お兄さん宅のご事情については、お客様にあまり詳しくお聞きしませんでした。
ご兄弟は、生前にお亡くなりになったご両親のお墓を建てておられました。
お墓の近くにお住いだったこともあり、この度お亡くなりになった弟さん宅が、よくお墓参りをされていたそうです。
弟さんの奥様が、お墓を建てようと考えていたところ、今回墓じまいをすることになったお墓の管理をすることになったようでした。
お互いがお嫁さん同士ということもあって、何となく話もしにくい雰囲気だったのではないかと想像されます。
お墓を建てる際には、先々に誰がその墓地を承継するのかを、きっちり決めておく必要があります。
永代供養墓ではない墓地を承継するということは、墓地管理料の納付義務や、墓地に建つ墓石を維持(補修など)する義務を伴います。
墓地使用者(名義人)がお亡くなりになった際には、承継手続きをして新たな使用者を届け出る必要があります。
新たな使用者になった人は、お墓の維持管理ができなくなった場合には、墓じまいをして墓地を管理者に返還する義務もございます。
墓地の承継手続きの際に、ご兄弟で話し合いをして使用者を決める場合は、先ほど述べた墓地使用者の義務も念頭に置いた打ち合わせが必要です。
そのあたりをよく確認しておかないと、ご主人様が先に亡くなられた場合には、状況がよくわからないままに奥様が判断をしなければならなくなってしまいます。