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お地蔵さまの話

2022.05.01

京都東福寺龍眠庵のオフィス石太郎日記

お地蔵さまの話

本日は、龍眠庵さんの隣りにある霊源院さんの本堂に、母の遺骨と白木の位牌を持っていって、五七日の法事をしていただきました。

3月末に逝去して以来、初七日から始まり一週間ごとに二七日、三七日、四七日と霊源院さんの本堂で法事をしていただいています。

五七日の法事を担当される仏様は、お地蔵さまです。

五七日では、お地蔵さまが『故人は苦しみを取ってもらい徳を授けてくださる』そうです。

ちなみに次の六七日では、『弥勒菩薩さまに慈愛の心を授かり、自分自身の悟りだけでなく他の者の悟りへの手助けを教わります。』との事です。

お地蔵さまは大地の仏様

林道や田舎の風景の中を歩いていると道の端っこにお地蔵さまが立っておられる光景に出会うことがあります。

道行く人がいつでも出会える仏様がお地蔵さまです。

地蔵盆ではお菓子が配られますので、特に子供達には人気のある仏様かも知れません。

正しくは、地蔵菩薩さまといいます。

文字通り、大地の蔵という5つの徳を与えてくださる菩薩さまです。

一の蔵 どのようなものでも平等に乗せる。
二の蔵 萬物を生み出す。
三の蔵 萬物を育てる。
四の蔵 じっと辛抱する。
五の蔵 すべてを包み込む。のみ込む。

お地蔵さまは、まるで地球そのものです。

どのような所でも参られ、病魔や苦しみを取り除き、人々に徳を与え、すべてのものを救おうとなさる仏様です。

これらのお話は、宇治市にある黄檗宗のお寺「宝善院」の副住職さんに教えていただきました。

副住職さんからお話をお伺いしてからは、お地蔵さまが益々好きになって、一時はあちこちで出会ったお地蔵さまの写真をインスタにアップしていました。

最近は、狛犬の芸術的なところにハマっていますが・・・。

龍眠庵の永代供養墓「庵」と樹木葬

永代供養墓「庵」と、永代供養の樹木葬は、お地蔵さまと一緒のお墓です。

樹木葬

お地蔵さまが、皆様を守ってくださることを願ってこのお墓を造りました。

まだ、完成していませんが我が家のお墓は、お地蔵さまの永代供養墓「庵」にいたしました。

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