東福寺龍眠庵墓地指定石材店のオフィス石太郎です。
本日は龍眠庵墓地で永代供養墓2基の施工がありましたので、通天橋を見に行ってきました。
また、1件のお客様に樹木葬墓地のご成約をいただきました。
少しずつ色付いてまいりましたが、まだまだ緑が多い感じです。
東福寺駅から通天橋に向かう人は、皆さん龍眠庵の前を通っていきます。
コロナでの規制も徐々に緩和の方向に向かっているせいか、昨年に比べて行き交う人が多いように思います。
通天橋まで行く途中にある、いくつかの塔頭寺院では、食事処や茶席、お土産屋さんの出店など、紅葉シーズンならではの風景になってきています。
北駐車場の横にあるお寺「栗棘庵」さんでは、京料理「高澤」さんが「紅葉懐石」の準備をされていました。
高澤さんは、霊源院や龍眠庵での法事後のお食事をお願いしているお店です。
京都らしい上品な味付けで、筆者も何度か利用をさせていただいております。
先日、7年前に建てさせていただいた墓石に、ご戒名の追加彫刻のご依頼をいただきましたので、奈良県の赤坂墓地に行ってきました。
墓地の入口付近に案内板がありましたが、裏側に書いてあった文章を読んで、とても共感を覚えました。
追弔和讃
人の北の世は長くして変らぬ春と思へども
はかなき夢となりにけり
あつき涙の誠心をみたまの前に棒げつつ面影しのぶも悲しけれ
しかはあれどもみ佛に救はれて行く身にあれば
思い患ふこともなく永久かけて安からん
墓は先祖の住居であり死骸の處理場ではない
手厚くおまつりする聖地である
一、花を枯らしたり厄介扱いの不徳の墓
一、子孫に回向されず泣いている不孝の表
一、お茶に木を植えるのは良くありません
幸は来る来る車のように 祖先回向で廻りくる
急ぐな あせるな
撓まずに御墓まいりと善根功徳
赤坂墓地管理委員会
供養とは見返りを求めるものではありません。
「幸は来る来る」のところを読んだ時は、クルクルと良い回転が起こりそうな気分がして、何となくウキウキしました。
とても解りやすく素晴らしい表現だと思いました。