東福寺龍眠庵墓地指定石材店のオフィス石太郎です。
本日は、東福寺霊源院墓地で1件のお客様に永代供養墓「浄心壇」のご予約をいただきました。
霊源院の浄心壇は、龍眠庵墓地の永代供養墓「円満」と同型のお墓です。
本日ご予約をいただきましたより「お墓が出来たらすぐに納骨をしないといけないのですか?」というご質問をいただきました。
お客様は、一周忌に合わせてご納骨を計画されておられましたので、計画通りに進めていただきますように説明をさせていただきました。
龍眠庵墓地にご見学でお越しになるお客様は、大きく分けて3通りに分かれます。
ご家族を亡くされてご納骨をお考えのお客様
生前に自分たちのお墓の確保を検討しているお客様
田舎のお墓より改葬を希望されるお客様
ご納骨の時期についてのご質問は、ご家族を亡くされて新たなお墓を検討されているお客様よりいただくことが多いように思います。
時々、ご納骨の時期について誤解をされている方もおられます。
四十九日に納骨をしなければいけない。
一周忌までに納骨をしなければいけない。
法事など、何もない時期に納骨をしてはいけない。
もしかして、地方によっては、ご納骨の時期についての風習や仕来りがあるかも知れませんが、一般にはこのような決まりはありません。
実際には四十九日や一周忌に合わせてご納骨を予定される方は多いのですが、必ずしなければならないという決まりはありません。
すでにお墓のあるお家や合祀墓などへの納骨を予定されている方は、四十九日でのご納骨は可能です。
これから新たにお墓を建てようかとお考えの方は、墓地を探したり建墓工事の期間を考えた場合、かなり難しいように思います。
四十九日や一周忌に合わせたご納骨を計画されている方は、親戚縁者が集まる中でのご納骨を希望されているように感じます。
この場合は、たびたびお越しいただくのが申し訳ないという気持ちから、法事に合わせたご納骨を計画されています。
仏教徒の人は、ご住職に読経をしていただく中で、墓所に納骨いたします。
参列者は、ご家族だけでも良いのですが、四十九日や一周忌に合わせてご納骨をすることで、親戚縁者にもお参りいただけます。
新たなお墓を造られたお家では、参加をされた方々にお墓の場所を覚えていただくこともできます。
寺院の境内にお墓がある場合は、先に本堂で法要を行ってから墓前に移動をして納骨式をする場合が多いようです。
無宗派の人の場合ですが、墓所の場所がお寺などの宗教施設の場合は、そちらのお坊様などが読経される中で、ご納骨していただくケースが多いと思います。
初めて納骨をされるご遺骨には、火葬場が発行した火葬証明書(または埋葬許可証)を墓所の管理者に提出をして埋葬の手続きを行います。
以前に埋葬されたご遺骨を再埋葬される場合は、墓所の管理者に改葬許可証を提出して手続きを行います。
埋葬の際には、第三者の立ち合いを義務付けています。
墓所によっては多少異なりますが、多くの場合はご納骨の手続き後に墓地管理者などが、埋葬の立ち合いをいたします。
共同墓地など、墓地管理者が常駐していないところでは、事前に埋葬の手続き済ませておく必要がある場合もございます。
日曜祝日などの仕事の休みを利用したご納骨をされる方が多いのですが、埋葬の申請手続きは平日しか行っていない公営墓地もございます。
ご納骨の予定が決まりましたら、事前に墓地管理者に「埋葬手続きの方法」を確認をしておくと安心です。