京都東福寺龍眠庵のお墓・永代供養墓のQ&A
Q9.四十九日法要とは?
「お葬式から四十九日までを喪中といい、四十九日で忌明けと聞きましたが、どのような法要でしょうか?」
仏教では、人がお亡くなりになりますと、亡くなられた日を含む49日の間、後生(来世)を定めるための修行をするとされています。
悔いのない人生を送られた人はごく少数ではないかと思います。
お亡くなりになってからの四十九日間は、過去の自分と向き合う日々ともいえます。
最近では、葬儀の日に初七日を勤めていただき、その後は四十九日の法要だけをされる方が増えています。
簡素化されている現状を当たり前と考えずに、あらためて四十九日の意味について考えていただければと思います。
49日の間に仏様と出会い様々な教えを授かります
- 亡くなられて7日目(初七日)は、不動明王様の前で、過去の懺悔をいたします。
- 14日目(二七日)には、お釈迦様と出会い、前世での行いを懺悔します。
- 21日目(三七日)は、文殊菩薩様より、智慧を授かります。
- 28日目(四七日)は、普賢菩薩様より、施し・戒律・忍耐・精進・精神集中・智慧など修行の術を授かります。
- 35日目(五七日)は、お地蔵様に、苦しみを取り除いてもらい徳を授かります。
- 42日目(六七日)は、弥勒菩薩様より、自分以外の人が悟るために手助けをする方法を教わります。
- 49日目(七七日)は、薬師如来様が、後世を定める最後の確認と、まだ苦しみが残っている場合には取り除いてくださいます。
四十九日(七七日)間に、故人の魂は磨かれていき、残された遺族の魂も磨かれます。
仏教では、亡くなられた後に様々な仏様と出会い、その時々に教えを授かり、最後の修業を経て忌明けを迎えます。
その他のQ&A
-
樹木葬と永代供養墓の京都のお寺
-
東福寺塔頭 龍眠庵
-
京都市東山区本町15丁目792
-
TEL 075-561-9006