関西エリアでは、墓石を建てる際に、建てた人の名前に朱色を塗る風習がございます。
いつから朱色を入れるようになったのか?その理由は何故なのか?という事に関しましては、いまだ想像の域をでません。
朱色を入れる場合は、アンダーネームだけに入れる場合が一般的ですが、石材店によってはフルネームに入れているところもございます。
関西でも地域や石材店によっては、朱色を入れない場合もございます。
全国的にみますと、建立者に朱色を入れる風習はローカルルールといえます。
他エリアの人の中には、「生前に墓石に戒名を彫刻する場合のみ朱色を入れるのが正解で、建立者名を朱色にするのは間違いだ!」という意見もございます。
何が正解で何が間違いと問いただすことにどれだけの意味があるのか分かりませんが、風習とはその地域に根付いたことなので、正誤の外にあるのではないかと思います。